29日目のデイ・アフター....
久しぶりに月尾嘉男先生のお話を聞いた。
「安全保障としての観光戦略」ということで、たいへん固そうな演題だ。
しかしほんとうに面白かった。
ジョセフ・ナイのソフトパワー論からトム・クルーズの武士道、そしてわれらが
鳥山明が、フランスでは「もっとも著名な日本人」であること。
こう列挙しただけで、なんとなくおわかりいただけるかもしれない。
わたしにとってはたいへん価値ある講義だった。ほかのかたはどうか?
わからないが、「観光業にたずさわってないから」という先入観があると本質
からはずれてしまう。
また、世界自然遺産の集客効果は、過去の例からいうと
「もって3年」とのこと。
月尾先生(センセイという呼称は嫌いなのだが、ほかに浮かばず)がどういう
人物であるかは、下記公式サイトの一文にも現れている。
(以下は”月尾嘉男の洞窟”からの引用)
「ある湖沼に一枚の水草が浮上してきた。翌日には二枚になり、さらに翌日には四枚と毎日倍増していき、二九日目には湖面の半分にまで繁殖した。それでは湖面全体が水草で一杯になるのは何日かということである。経過を観察してきた人間には回答は容易であるが、あるとき突然、まだ半分は青々としたままの水面を見渡して、明日ということを理解するのは困難である。
日本の現状は、場合によっては二九日目かもしれない」
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